『Pokémon GO』で捕まえたポケモンを「ポケモンを調べてもらう」で確認すると、星の数や「こうげき」「ぼうぎょ」「HP」のゲージが表示されます。
そのなかでも、すべてのゲージが最大になり、評価が星3つの特別な表示になるポケモンが「評価マックス」のポケモンです。一般的には「個体値100%」「100個体」「4つ星」などと呼ばれています。
しかし、評価マックスであっても、捕まえた直後のCPが低い場合があります。そのため、「CPが低いなら弱いのではないか」「本当に残しておく必要があるのか」と疑問に思う人もいるでしょう。
この記事では、ポケモンGOの評価マックスは何がすごいのか、CPが少なくてもなぜ大事なのかを、個体値とポケモンレベルの違いや、レイドバトル、GOバトルリーグでの使い方とあわせて解説します。
ポケモンGOの評価マックスとは
ポケモンGOに登場するポケモンには、それぞれ「こうげき」「ぼうぎょ」「HP」という3種類の個体値があります。
それぞれの個体値は0から15までの16段階です。3種類すべてが最大値の15になっている「15・15・15」のポケモンが、評価マックスの個体です。
個体値の合計は最大45になるため、評価マックスは「45分の45」、つまり個体値100%となります。
同じ種類、同じポケモンレベル、同じわざを持つポケモン同士で比較した場合、個体値100%のポケモンは、こうげき、ぼうぎょ、HPのすべてを最大限に発揮できます。
ポケモンボックスの検索欄に「4*」と入力すると、個体値100%のポケモンをまとめて確認できます。誤って博士に送らないように、お気に入り登録や専用のタグを設定しておくと安心です。
評価マックスの何がすごいのか
評価マックスの最大の特徴は、そのポケモンが持てる個体値をすべて最大まで備えていることです。
個体値は、通常の強化や進化では上がりません。低CPのポケモンは「ほしのすな」と「ポケモンのアメ」を使えば強化できますが、個体値が低いポケモンを強化しても、基本的には元の個体値が維持されます。
現在は、貴重な「おうかん」と「すごいとっくん」を利用して個体値を上げる方法もあります。しかし、おうかんは入手機会が限られる特別な道具であり、能力を上げるためのタスクも必要です。
最初から評価マックスのポケモンであれば、おうかんや特訓を使わず、その個体が持つ最大能力まで育成できます。
特に伝説のポケモン、幻のポケモン、期間限定ポケモン、色違いポケモンなどの評価マックスは、入手機会そのものが少ないため、実用面だけでなくコレクション面でも非常に価値があります。
CPが低くても評価マックスが大事な理由
CPは、その時点におけるポケモンの総合的な強さを表す数値です。一方、評価で確認できる個体値は、そのポケモンが最終的にどこまで能力を伸ばせるかに関係する素質です。
捕まえた直後のCPが低い主な理由は、ポケモンレベルが低いことです。評価マックスの個体であっても、ポケモンレベルが低ければCPも低く表示されます。
しかし、ポケモンレベルは「ほしのすな」と「ポケモンのアメ」を使って強化できます。強化を続ければCPが上昇し、そのポケモン本来の能力を発揮できるようになります。
つまり、CPが低い評価マックスのポケモンは、現時点では弱くても、最大まで育てたときの能力が優秀な個体です。CPが低いという理由だけで博士に送ってしまうと、後から同じ評価マックスの個体を手に入れられるとは限りません。
育成には多くのほしのすなやアメが必要になるため、すぐに強化する必要はありません。お気に入り登録をして保管し、必要になったときに育成するのがおすすめです。
CPと個体値の違い
CPと個体値は、どちらもポケモンの強さに関係しますが、同じものではありません。
CPは、ポケモンの種類ごとに設定された基本能力、個体値、ポケモンレベルなどをもとに算出されます。そのため、個体値だけでCPが決まるわけではありません。
例えば、同じ種類のポケモンを2匹持っている場合、評価が低くてもポケモンレベルが高い個体のほうが、捕まえた時点では高いCPになることがあります。
しかし、両方を同じポケモンレベルまで強化すると、個体値が高いポケモンのほうが高い能力を発揮します。
CPは「現在どれくらい育っているか」を含めた強さの目安であり、個体値は「同じ種類のポケモン同士を比較したときの能力差」と考えると分かりやすいです。
評価マックスなら必ず強いとは限らない
評価マックスは優秀な個体ですが、評価マックスというだけで、すべてのバトルで活躍できるわけではありません。
ポケモンの強さは、個体値以外にも、種類ごとの基本能力、覚えているわざ、タイプ相性、ポケモンレベル、バトルでの役割などによって決まります。
基本能力が低いポケモンの評価マックスと、基本能力が非常に高いポケモンの個体値90%を比較した場合、後者のほうが強いことも珍しくありません。
また、強力なポケモンでも、バトルに適したわざを覚えていなければ十分な性能を発揮できません。評価だけでなく、通常技とスペシャルアタックの組み合わせも確認する必要があります。
評価マックスとは、その種類のなかで最大の個体値を持っているという意味です。すべてのポケモンのなかで最強という意味ではない点に注意しましょう。
レイドバトルでの評価マックスの価値
レイドバトルでは、制限時間内に相手へどれだけ多くのダメージを与えられるかが重要です。そのため、こうげき個体値が最大の評価マックスポケモンは、レイド用の戦力として長く使える可能性があります。
特に伝説のポケモンや、各タイプで高い攻撃性能を持つポケモンの評価マックスは、最大まで強化する候補になります。
ただし、レイドバトルでは個体値のわずかな違いよりも、ポケモンの種類、わざ、強化状況、相手とのタイプ相性のほうが結果に大きく影響する場合があります。
評価マックスでも、弱点を突けないポケモンを選べば効率よくダメージを与えられません。反対に、評価が多少低くても、適切なタイプとわざを持つ十分に強化されたポケモンのほうが活躍できます。
評価マックスは優先的な育成候補になりますが、レイドで使用する予定があるか、適切なわざを覚えられるかを確認してから育成することが大切です。
マスターリーグでは評価マックスが重要
GOバトルリーグのマスターリーグには、基本的にCPの上限がありません。そのため、ポケモンの能力を最大まで高めて戦うことになります。
同じ種類のポケモン同士が戦う場面では、個体値のわずかな違いが勝敗に影響する可能性があります。こうげき、ぼうぎょ、HPのすべてが最大の評価マックスは、マスターリーグにおける理想的な個体になりやすいです。
特に、同じタイミングでスペシャルアタックを使用した場合、こうげき能力の高いポケモンが先に行動する判定に関係することがあります。そのため、こうげき個体値15の重要性が高くなります。
マスターリーグ向けのポケモンは、最大近くまで強化するために大量のほしのすな、アメ、アメXLが必要です。後からより良い個体を育て直す負担が大きいため、評価マックスを入手してから本格的に育成する方法もあります。
スーパーリーグとハイパーリーグでは評価マックスが最適とは限らない
スーパーリーグにはCP1500、ハイパーリーグにはCP2500という上限があります。このようなCP制限のあるリーグでは、評価マックスが必ずしも最適個体になるとは限りません。
CPの計算では、一般的にこうげき能力の影響が比較的大きくなります。そのため、こうげき個体値が高いと、少ない強化回数でCP上限へ到達しやすくなります。
一方、こうげき個体値を低く抑え、ぼうぎょとHPの個体値が高いポケモンは、CP上限を超えるまでに、より高いポケモンレベルへ強化できる場合があります。その結果、耐久力を含めた総合的な能力が高くなることがあります。
そのため、スーパーリーグやハイパーリーグでは「こうげき0・ぼうぎょ15・HP15」に近い個体が高く評価されることがあります。ただし、最適な個体値はポケモンの種類によって異なります。
最大まで強化してもリーグのCP上限を超えないポケモンの場合は、評価マックスが最適になることもあります。GOバトルリーグで使用する場合は、星の数だけで判断せず、リーグ別の個体値順位を確認することが大切です。
低CPの評価マックスを進化させてもよいのか
ポケモンを進化させても、基本的に個体値は変わりません。そのため、低CPの評価マックスポケモンを進化させても、進化後は評価マックスのままです。
将来的にバトルで使用したいポケモンであれば、進化させてから強化しても、強化してから進化させても、最終的な性能に基本的な違いはありません。
ただし、進化前に注意したいのが限定技です。コミュニティ・デイなどのイベント期間中に進化させることで、通常は覚えられない特別なわざを習得できる場合があります。
評価マックスの貴重なポケモンは、すぐに進化させず、限定技を覚えられるイベントが開催される可能性を考えて保管する方法もあります。すでに進化させた場合でも、「すごいわざマシン」を使って限定技を習得できることがあります。
評価マックスを交換に出すとどうなるのか
ポケモンをフレンドと交換すると、個体値、CP、HPが変化します。そのため、自分が持っている評価マックスのポケモンを交換に出しても、相手のもとで評価マックスのままになるとは限りません。
また、一度交換したポケモンを再び交換することはできません。評価マックスのポケモンを交換に出すメリットはほとんどないため、基本的には自分で保管しておくのがおすすめです。
キラ交換であっても、一定以上の個体値が保証されるだけで、必ず評価マックスになるわけではありません。
大切な評価マックスポケモンにはお気に入りを設定し、誤って交換や博士への送信を行わないようにしましょう。
シャドウポケモンは評価マックスでなくても大切
シャドウポケモンは、通常のポケモンとは異なる攻撃補正を持っています。そのため、個体値が少し低くても、レイドバトルなどで通常の高個体値ポケモンを上回る攻撃性能を発揮することがあります。
リトレーンすると、それぞれの個体値が上昇するため、リトレーン後に評価マックスになる個体も存在します。しかし、リトレーンするとシャドウポケモン特有の攻撃性能は失われます。
「リトレーンすれば評価マックスになる」という理由だけで、すぐにリトレーンするのはおすすめできません。シャドウのまま使う場合と、リトレーン後に使う場合のどちらが適しているかを確認してから判断しましょう。
なお、シャドウポケモンは「すごいとっくん」の対象外です。この点でも、優秀な個体値を持つシャドウポケモンは貴重です。
低CPの評価マックスを入手したときにやること
低CPでも評価マックスのポケモンを入手した場合は、まずお気に入り登録を行いましょう。そのうえで、ポケモンの用途に応じて育成するかどうかを判断します。
確認したいポイントは次のとおりです。
- 進化後のポケモンがレイドやジムで活躍できるか
- マスターリーグで使用できるポケモンか
- スーパーリーグやハイパーリーグでは別の個体値が適していないか
- 進化時に限定技を覚えられるイベントがあるか
- 強化に必要なほしのすなやアメを用意できるか
- シャドウポケモンの場合はリトレーンしないほうがよいか
- 希少な姿や色違いなど、コレクション価値があるか
すぐに使わない場合は、「100%」「育成予定」「進化待ち」などのタグを付けて保管すると管理しやすくなります。
評価マックスを優先して育てるべきポケモン
評価マックスであっても、すべてのポケモンを最大まで強化する必要はありません。ほしのすなやアメには限りがあるため、実際に使用するポケモンを優先することが大切です。
優先的な育成候補になりやすいのは、次のようなポケモンです。
- レイドバトルで高い攻撃性能を持つポケモン
- マスターリーグで活躍できるポケモン
- メガシンカによってレイドで活躍できるポケモン
- ジム防衛に適した耐久力の高いポケモン
- 最大まで強化することでスーパーリーグやハイパーリーグのCP上限付近に到達するポケモン
- 伝説、幻、色違い、期間限定など入手が難しいポケモン
評価マックスを入手したら、まず進化後の使い道を確認しましょう。活躍できる場面がない場合は、無理に育成せずコレクションとして保管しても問題ありません。
用語解説
評価マックス
「こうげき」「ぼうぎょ」「HP」の個体値がすべて15になっているポケモンです。個体値100%、100個体、4つ星などとも呼ばれます。
個体値
同じ種類のポケモン同士に存在する能力差です。こうげき、ぼうぎょ、HPの3項目があり、それぞれ0から15まで設定されています。
CP
ポケモンの総合的な強さを示す数値です。ポケモンの基本能力、個体値、ポケモンレベルなどによって決まります。
ポケモンレベル
ポケモンがどこまで強化されているかを表す内部的な段階です。ほしのすなとアメを使って強化すると上昇し、CPも高くなります。
ほしのすな
ポケモンの強化、交換、スペシャルアタックの追加などに使用するアイテムです。多数のポケモンを育成する場合は計画的に使う必要があります。
アメXL
ポケモンを通常の強化上限よりさらに育成するために必要なアイテムです。高レベルまで育成する場合に大量に必要となります。
GOバトルリーグ
ほかのトレーナーと3対3で対戦する機能です。スーパーリーグ、ハイパーリーグ、マスターリーグなどがあり、それぞれ使用できるCPの条件が異なります。
個体値順位
特定のCP制限内で、どの個体値の組み合わせが高い能力を実現できるかを順位にしたものです。評価マックスが1位になるとは限りません。
キラポケモン
交換によって一定確率で誕生する特別なポケモンです。強化に必要なほしのすなが少なく、個体値にも一定の最低保証があります。
シャドウポケモン
GOロケット団によって力を引き出されたポケモンです。受けるダメージが増える一方、攻撃に特別な補正を持っています。
リトレーン
シャドウポケモンを浄化することです。個体値が上昇し、強化に必要なコストも軽減されますが、シャドウ特有の攻撃補正は失われます。
すごいとっくん
おうかんを使用し、指定されたタスクを達成することでポケモンの個体値を上昇させる機能です。能力が上がるとCPも変化します。
おうかん
すごいとっくんを開始するための貴重な道具です。ぎんのおうかんでは1種類、きんのおうかんでは複数の能力を鍛えられます。
おわりに
ポケモンGOの評価マックスとは、こうげき、ぼうぎょ、HPの個体値がすべて最大のポケモンです。同じ種類、同じポケモンレベル、同じわざを持つ個体のなかでは、最大の能力を発揮できます。
捕まえた時点でCPが低くても、それはポケモンレベルが低いだけかもしれません。CPは強化によって上げられるため、低CPという理由だけで評価マックスのポケモンを博士に送らないようにしましょう。
ただし、評価マックスが必ずすべてのバトルで最適になるわけではありません。特にCP制限のあるスーパーリーグやハイパーリーグでは、こうげき個体値が低いポケモンのほうが有利になる場合があります。
評価マックスを入手したら、お気に入り登録をしたうえで、進化後の性能、使用するリーグ、覚えられるわざ、育成コストなどを確認することが大切です。すぐに育成しなくても、将来活躍する可能性がある貴重な個体として大切に保管しておきましょう。