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更新:2026.07.22 ゲーム

ファイナルファンタジー7 原作とリメイクシリーズ 解説|物語の違い・三部作の構成・関連作品・おすすめのプレイ順まで徹底紹介

『ファイナルファンタジーVII』は、壮大な物語、魅力的なキャラクター、当時としては画期的だった映像表現によって、世界的な人気を獲得したRPGです。現在は原作を現代向けに再構築したリメイクシリーズも展開され、クラウドたちの物語がより深く、壮大なスケールで描かれています。

しかし、リメイクシリーズは単純に原作のグラフィックを作り直した作品ではありません。物語の構成や演出だけでなく、原作にはなかった出来事や新たな謎も追加されています。そのため、原作を知らない人はもちろん、原作を遊んだことがある人でも新鮮な気持ちで楽しめるシリーズになっています。

この記事では、「ファイナルファンタジー7 原作とリメイクシリーズ 解説」をテーマに、各作品の位置付け、原作との違い、関連作品、おすすめのプレイ順などを分かりやすく紹介します。

※この記事には、物語の核心を断定する重大なネタバレは含まれていませんが、各作品の舞台や構成に関する情報を掲載しています。

ファイナルファンタジーVIIとはどのような作品なのか

原作の『ファイナルファンタジーVII』は、初代PlayStation向けに発売されたコマンド式RPGです。シリーズで初めてキャラクターやフィールドが本格的な3Dグラフィックで表現され、迫力ある映像と映画的な演出で大きな注目を集めました。

物語の舞台は、星の生命エネルギーである「魔晄」を利用して発展した世界です。巨大企業「神羅カンパニー」は、魔晄をエネルギーとして吸い上げることで都市ミッドガルを繁栄させる一方、星の命を消費し続けています。

主人公のクラウド・ストライフは、元ソルジャーを名乗る傭兵です。反神羅組織「アバランチ」の作戦に参加したことをきっかけに、星の未来を巡る戦いへ巻き込まれていきます。

序盤は巨大企業と環境テロ組織の対立を中心に進みますが、やがて物語はクラウド自身の記憶、古代種の秘密、英雄セフィロスの目的、星を巡る生命の循環へと広がっていきます。

原作ファイナルファンタジーVIIの特徴

原作は、ミッドガルを脱出したあとに広大なワールドマップを旅しながら、さまざまな町や地域を訪れる構成になっています。物語全体が一本のゲームに収録されており、クラウドたちの旅を最初から最後まで遊ぶことができます。

戦闘には、時間経過によって行動順が回ってくる「ATB」と呼ばれるシステムが採用されています。キャラクターに「マテリア」を装備させることで、魔法、召喚、支援能力、特殊なコマンドなどを自由に組み合わせられます。

キャラクターごとの基本的な個性はありますが、装備するマテリアによって役割を変えられる自由度の高さが特徴です。クラウドを魔法中心にしたり、エアリスに支援能力を持たせたりと、プレイヤーの好みに合わせた編成ができます。

また、原作はデフォルメされたグラフィックでありながら、喪失、生命、記憶、自己認識といった重いテーマを扱っています。コミカルな場面と深刻な場面の振れ幅も大きく、その独特な作風が現在まで支持される理由のひとつです。

ファイナルファンタジーVIIリメイクシリーズの全体構成

『ファイナルファンタジーVII』のリメイクプロジェクトは、原作の物語を三部作として再構築する大型企画です。原作一本分の物語を三つの独立したゲームに分け、それぞれの地域、人物、出来事を大幅に掘り下げています。

第1作は『FINAL FANTASY VII REMAKE』、第2作は『FINAL FANTASY VII REBIRTH』です。第3作は三部作の完結編として開発が進められています。

リメイクシリーズでは、原作の主要な流れを踏まえながら、会話、探索、戦闘、人物関係などが大幅に追加されています。原作では短時間で通過した場所が広大なエリアとして描かれ、脇役だった人物にも新しい背景や物語が用意されています。

さらに、原作を知っているからこそ意味を考えたくなる演出も多く、単なる再現ではなく「再構築」や「再解釈」に近い作品となっています。

FINAL FANTASY VII REMAKEで描かれる物語

『FINAL FANTASY VII REMAKE』は、原作序盤にあたるミッドガル編を中心に描いた三部作の第1作です。

原作では数時間程度だったミッドガルでの出来事が、一作品分の物語として大幅に拡張されています。アバランチのメンバーであるバレット、ティファ、ビッグス、ウェッジ、ジェシーとの交流も増え、それぞれの性格や信念が詳しく描かれます。

戦闘はリアルタイムアクションを基本としながら、ATBゲージを消費してアビリティや魔法を使用する方式です。回避やガードを行うアクション性と、敵の弱点や行動を見極めるコマンドバトルの戦略性が組み合わされています。

また、物語には原作に存在しなかった謎の存在が登場します。クラウドたちの行動によって、原作で定められていたはずの出来事が変化する可能性も示されており、リメイクシリーズ独自の展開へつながっています。

REMAKE INTERGRADEとユフィ編の位置付け

『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』は、『FINAL FANTASY VII REMAKE』を新しいハード向けに強化したバージョンです。映像表現や読み込み速度などが改善されているほか、ユフィを主人公とする追加エピソード「FF7R EPISODE INTERmission」が収録されています。

ユフィ編では、ウータイ出身の忍者ユフィ・キサラギが、神羅カンパニーの究極マテリアを盗み出すためにミッドガルへ潜入します。本編と同じ時期に別の場所で起きていた出来事が描かれ、本編では分からなかった神羅の計画や裏側を確認できます。

ユフィは原作にも登場しますが、リメイクシリーズでは仲間になるまでの過程や目的がより丁寧に描かれています。第2作へつながる人物や組織も登場するため、シリーズを順番に楽しむ場合は『REBIRTH』の前にプレイしておくのがおすすめです。

FINAL FANTASY VII REBIRTHで広がる世界

『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は、リメイク三部作の第2作です。ミッドガルを脱出したクラウドたちが、セフィロスの行方を追って広大な世界を旅します。

草原、鉱山、港町、砂漠、密林など、地域ごとに異なる景観と文化が表現されています。チョコボによる移動、フィールド探索、討伐依頼、遺跡の調査、カードゲームなど、メインストーリー以外の遊びも豊富です。

戦闘では、仲間同士が協力して技を繰り出す「連携アビリティ」や「連携アクション」が追加されました。キャラクター同士の関係を戦闘システムにも反映しており、原作とは異なる組み合わせの楽しさがあります。

物語は原作の「忘らるる都」に相当する地点まで進みます。しかし、途中の出来事や人物の描写には数多くの追加と変更があり、原作と同じ場面でも意味や見え方が異なります。

特に終盤では、現実、記憶、可能性の異なる世界が重なるような演出が増えます。何が起きたのかをあえて一つに断定できない構成になっており、その答えは完結編で明らかになると考えられます。

原作とリメイクシリーズの主な違い

原作とリメイクシリーズの最も大きな違いは、映像や戦闘システムだけではありません。物語そのものに、新しい解釈と謎が追加されている点が重要です。

原作では決められた順序で進んでいた出来事に対し、リメイクシリーズでは登場人物が運命に抵抗するような場面が描かれます。そのため、今後も原作とまったく同じ結末へ進むとは限りません。

一方で、原作の名場面や印象的な台詞、町、ボス、ミニゲームなどは、現代的な形に作り直されています。原作を否定するのではなく、原作の出来事を土台として新しい物語を重ねているのが特徴です。

キャラクターの感情も細かく描写されています。クラウドの不自然な言動、ティファの迷い、エアリスが何かを知っているような態度、バレットの信念などが、表情や声、会話の間を通じて伝わるようになりました。

リメイクシリーズ第3作はどうなるのか

第3作は、リメイク三部作を締めくくる完結編として制作されています。シナリオの準備は進んでおり、開発も順調に進行していることが明かされています。

正式な内容のすべては公表されていませんが、原作の流れを参考にすると、飛空艇ハイウインドによる世界規模の移動、ウータイ、巨大兵器ウェポン、クラウドの過去、セフィロスとの決着などが重要になると考えられます。

ただし、『REBIRTH』の終盤では原作と異なる可能性が複数示されました。そのため、第3作は原作後半を再現するだけでなく、リメイクシリーズ独自の謎にも答えを出す作品になると予想されます。

原作を知っているプレイヤーにとっては「どの出来事が再現されるのか」だけでなく、「なぜ原作と違うように見えるのか」が最大の注目点です。

原作とリメイクは別世界なのか

リメイクシリーズが原作と完全に別の世界なのか、原作を経たあとの物語なのかについては、作中で明確な答えが示されていません。

登場人物の中には、本来なら知らないはずの出来事を知っているように見える人物がいます。また、過去や未来の映像、異なる可能性を示す描写、運命へ干渉する存在なども登場します。

そのため、リメイクシリーズには、歴史の改変、並行世界、星に蓄積された記憶など、さまざまな解釈があります。ただし、現時点ではどれか一つを正解と断定することはできません。

重要なのは、リメイクシリーズが原作の知識を利用してプレイヤーの予想を揺さぶっている点です。原作を遊んだ人は違いそのものを楽しめますが、原作未プレイでもクラウドたちと同じ視点で謎を追うことができます。

ファイナルファンタジーVIIの関連作品

『ファイナルファンタジーVII』には、本編以外にも同じ世界やキャラクターを扱った関連作品があります。

『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』は、原作より前の時代を描く作品です。主人公は神羅のソルジャーであるザックス・フェアで、クラウド、エアリス、セフィロスとの関係や、本編へつながる重要な出来事が描かれます。

映像作品『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』は、原作の物語が終わったあとの世界を描いています。クラウドたちのその後や、星痕症候群と呼ばれる病、再び迫るセフィロスの脅威が物語の中心です。

『DIRGE of CERBERUS -FINAL FANTASY VII-』は、ヴィンセントを主人公とするアクション作品です。神羅の地下に存在した部隊ディープグラウンドとの戦いが描かれます。

『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』では、原作や関連作品の物語を章形式で体験できます。若き日のセフィロスを扱った新しいエピソードも用意されており、シリーズの背景をより深く知ることができます。

おすすめのプレイ順

物語を公開順に楽しみたい場合は、最初に原作『ファイナルファンタジーVII』をプレイし、そのあとに『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』『FF7R EPISODE INTERmission』『FINAL FANTASY VII REBIRTH』と進むのがおすすめです。

この順番で遊ぶと、リメイクシリーズに追加された演出や原作との違いに気付きやすくなります。原作を知っていることを前提としたような場面についても、自分なりに考察できます。

一方、最新の映像やアクションから入りたい場合は、『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』から始めても問題ありません。その後にユフィ編と『REBIRTH』を遊び、興味を持った段階で原作や『CRISIS CORE』をプレイする方法もあります。

ただし、『CRISIS CORE』には原作におけるクラウドの過去に関する重要な情報が含まれています。原作の真相を自分で確かめたい場合は、先に原作を最後までプレイするのがおすすめです。

原作をプレイしなくてもリメイクシリーズは楽しめるのか

リメイクシリーズは、原作をプレイしていなくても楽しめるように作られています。人物や組織については作中で説明され、基本的な物語も各作品の中で理解できます。

『REBIRTH』も一つの作品として楽しめる構成ですが、人間関係や物語の変化を十分に味わうためには、『REMAKE』から順番にプレイするほうが分かりやすいです。

原作をプレイしている場合は、再現された場面に感動できるだけでなく、小さな変更や意味深な台詞にも気付けます。未プレイの場合は先の展開を知らずに冒険できるため、どちらにも異なる楽しみ方があります。

用語解説

魔晄
星の内部を流れる生命エネルギーを資源として利用したものです。神羅カンパニーは魔晄炉によってエネルギーを吸い上げ、電力などに変換しています。

ライフストリーム
星を循環する生命の流れです。生き物の知識や記憶が星へ還り、新しい命へつながっていくという世界観の根幹を担っています。

神羅カンパニー
魔晄エネルギーによって巨大な権力を手に入れた企業です。都市の運営だけでなく、軍事、科学研究、治安維持なども支配しています。

アバランチ
魔晄の使用に反対する反神羅組織です。バレットたちは星を守るために魔晄炉の破壊活動を行っています。

ソルジャー
神羅カンパニーに所属する強化兵です。魔晄を浴び、特殊な処置を受けることで、一般兵を大きく上回る身体能力を持っています。

マテリア
魔法や特殊能力を使用するための結晶です。武器や防具に装着することで、魔法、召喚、支援効果などを利用できます。

古代種
「セトラ」とも呼ばれる、星と対話する能力を持った種族です。伝説の地「約束の地」と深い関係があるとされています。

ジェノバ
物語の核心に関係する謎の生命体です。神羅の研究やセフィロスの出生、クラウドの記憶にも大きな影響を与えています。

フィーラー
リメイクシリーズで新たに登場した謎の存在です。定められた運命から出来事が外れないように干渉しているように見えます。

リユニオン
ジェノバの細胞を持つ存在が一つの場所へ集まろうとする現象です。シリーズ全体の物語やセフィロスの計画と深く関係しています。

ATB
時間経過や攻撃によってゲージをため、アビリティ、魔法、アイテムなどを使用する戦闘システムです。原作とリメイクシリーズの両方で重要な役割を持っています。

おわりに

『ファイナルファンタジーVII』の原作とリメイクシリーズは、同じ人物や世界を扱いながら、異なる体験を提供する作品です。原作はクラウドたちの物語を一本のゲームで最後まで楽しめる名作であり、リメイクシリーズはその物語を現代的な映像、戦闘、人物描写によって再構築しています。

リメイクシリーズは、原作の出来事を忠実に再現するだけの企画ではありません。運命、記憶、世界の可能性といった新しい謎を加えることで、原作を知る人にも結末を予想できない物語になっています。

初めてシリーズに触れる人は『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』から始めても楽しめます。作品同士の違いや伏線まで深く味わいたい人は、原作をプレイしてからリメイク三部作を進めると、より多くの発見が得られるでしょう。

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